冬になると大活躍のヒートテック。
あれ1枚着るだけで暖かいし、着ぶくれしなくて良いですよね。
けれど着る頻度が多ければ多いほど、伸びてデロンデロンになってしまいます。
今回はヒートテックを長持ちさせる洗い方と、寿命を延ばすテクニックを紹介します。
冬によくヒートテックを着る人は、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
ヒートテックが暖かい理由は吸湿発熱
ヒートテックが暖かいのは「吸湿発熱」という仕組みが使われているから。
人は何もしていない状態でも、数百mlの水分を放出していると言われていますよね。
この人から放出された水分がヒートテックの生地にくっつくと、繊維とこすれて熱を発生させる仕組みが「吸湿発熱」です。
放出された水分を効率的に外に逃がす仕組みもあるため、暖かく快適に過ごせるんですよ。
そんなヒートテックですが、体にピタッとフィットしているから皮膚の近くで発熱するようになっているし、密着するからこそ熱を閉じ込められる設計です。
そのため洗っていると「ストレッチ性」などが失われてしまい、フィットしなくなってしまいます。
ヒートテックの寿命を延ばす手洗い方法
洗濯機を使って洗うと、どうしても生地が伸びたりしてしまいがち。
寿命を延ばすには手洗いがベストです。
1. ぬるま湯におしゃれ着洗剤を入れる
2. ヒートテックを1に入れて優しく押し洗いする
3. お湯を変えてぬめりがなくなるまですすぐ
4. バスタオルで包んで水分を取る
5. ハンガーにかけて陰干しする
ポイントは、洗う時もゴシゴシせず優しく押し洗いすること。
生地同士をこすると伸びてしまうし、傷みがひどくなります。
また、水分を取る時も絞らずタオルなどで挟むと良いですよ。
ヒートテックに使われているポリウレタンは、直射日光に弱いので日陰で干すのが理想的です。
ヒートテックを洗濯機で洗う時の注意点
1.ヒーテックは畳んで洗濯ネットに入れる
2. おしゃれ着洗剤を入れる
3. 手洗い・弱流水・ドライコースを選ぶ
4. ハンガーにかけて陰干しして完了
洗濯ネットは、畳んで入れた時に洋服が少し動く程度の大きさがベストです。
できれば手洗い・弱流水・ドライコースを選んで、傷みがでないようにしましょう。
また乾燥機は生地が伸びたり傷む可能性も高くなるため、できればハンガーにかけて陰干ししてくださいね。
ヒートテックを洗濯以外で長持ちさせる方法
✅ 複数の物をローテーションして使う
✅ 少し小さめサイズを買う
1枚を何回も繰り返し洗って使用すると、それだけ伸びたり傷むスピードも早くなります。
何枚かをローテーションすれば、1枚を洗濯する回数が減り負担も少なくなりますよ。
またヒートテックは体とのフィット感も大切なので、少し小さめサイズを買うと良いかも。
最初は少しぴちっとしますが、洗ってもちょうどよいサイズ感なので長く利用できそうです。
捨てるのはもったいない!ヒートテックの活用方法
✅ 部屋着で使う
✅ ユニクロ店舗のリサイクルボックスに入れる
✅ 掃除に使う
ユニクロは不要になった服を、入れられるリサイクルボックスを置いています。
こちらに服を入れると世界各地の被災地に届けられたり、燃料などにリサイクルされるんです。
もしボックスに入れる際は、次に着るかもしれない人のことも考えて、洗濯してから入れてくださいね。
またヒートテックに使われる成分はポリエステル・レーヨンなどお掃除クロスに使われている素材と同じなんです。
なので、使いやすい大きさに切って年末の大掃除に使っても良いかもしれませんよ。
ヒートテックの寿命を延ばす洗い方まとめ
今回は、冬に大活躍のヒートテックの寿命を延ばす洗濯方法を紹介しました。
手洗いは面倒ですが、ヒートテックは薄いのですぐに乾くし簡単ですよ。
また洗濯機で洗う時もネットに入れるなど、ひと手間かけてくださいね。