寒い季節ならではのスノースポーツ。
家族でスキーに行ったり、スノーボードを楽しむ人も多いのでは?
そこで気になるのがスノーウェアの洗い方です。
スノーウェアを洗わずに放っておくと、カビや雑菌が繁殖して臭ったりウェアの劣化を引き起こしてしまいます。
今回は、冬によく着るスノーウェアの洗濯方法を紹介します!
目次
洗えるスノーウェアかどうか洗濯表示を確認する
まずお手持ちのウェアが洗えるかどうか、洗濯表示を確認しましょう。
基本的に水洗い不可マークがない限りは、自宅で洗濯可能です。
けれど最初に書いたようにスノーウェアにははっ水・防水加工されている物が多く普段の洗濯と同じように洗うと効果が失われる可能性もあります。
基本的には手洗いで優しく洗うことをお勧めしますよ。
スノーウェアを洗濯機で洗う方法
- ファスナーやボタンを閉める
- 洗濯ネットに入れる
- おしゃれ着洗剤を入れる
- 手洗いコースに設定する
- 脱水は短めに設定する(1分ほど)
- 風通しのいい場所で干す
洗濯ネットに入れる時は、汚れが気になる面を外側にだすと◎
またスノーウェアを洗う時は【柔軟剤は入れないこと】がポイントです。
柔軟剤は繊維をコーティングする働きがあるため、ウェアのはっ水・防水加工を
低下させてしまう可能性があります。
防水性を低下させないように、脱水も短めに設定してくださいね。
スノーウェアを手洗いする方法
- バケツに水とおしゃれ着洗剤を入れて洗浄液を作る
- 洗浄液を付けて絞ったタオルで、襟や袖の汚れを拭く
- 洗浄液に畳んだスノーウェアを漬けて押し洗いする
- 水を変えてしっかり洗剤を落とす
- 1分ほど洗濯機で脱水する
- 風通しの良い場所で乾燥させる
スノーウェアの汚れは、雪に含まれるゴミや汗などがほとんど。
気になる汚れをタオルで拭いて落としておけば、あとは押し洗いで十分に落とせます。
洗濯表示を確認せずに洗ってしまった時の対処法
洗った後…
- 1分ほど短めに脱水する
- 風通しの良い場所で乾かす
- はっ水スプレーをまんべんなく吹きかける
- スプレーをした所にドライヤーの風をあてる
はっ水というのは熱を当てると効果を取り戻す性質があるため、ドライヤーの熱をあてることで回復させることが可能です。
ドライヤーの他にも、あて布をしてアイロンをかけても◎
スプレーはフード裏・ファスナー付近・脇部分も忘れずに。
スノーウェアの干し方と保管方法
スノーウェアは湿気が残るとカビが発生したり、傷みの原因になってしまいます。
そのため、
✅ すべてのファスナーを開ける
✅ 内側が乾きにくい場合は裏返しにする
✅ パンツはハンガーにかけてウエスト部分を広げる
などして早く乾かす工夫をしましょう。
また保管する時は、畳まずハンガーに干して吊り下げて保管してくださいね。
クローゼットを頻繁に開け閉めして風通しを良くすることが、カビの発生を抑えることにつながります。
はっ水と防水の違いについて
はっ水と防水の違いは、
・はっ水…水をはじく加工
・防水…水を通さない加工
はっ水効果というのは、生地の表面をコーティングして水を玉状にコロコロはじく加工のこと。
防水は水の浸透を防ぐもので、素材自体に加工されているものがほとんどです。
自分のスノーウェアにはどちらの加工がされているか、チェックしてみてくださいね。
はっ水加工をアイロンで復活させる方法
まずは素材がアイロンOKなのか確認の上、以下の4点に気を付けて行います。
- 汚れは落としてしっかり乾かしてからアイロンする
- 低温・中温に設定する
- 必ず当て布をしてからアイロンする
- ロゴマークや止水ファスナーは剥がれる可能性があるため避ける
あまり熱すぎる温度でアイロンがけをすると、生地が溶ける可能性も‥。
当て布をして、低温から中温設定にしてくださいね。
またロゴマークや止水ファスナーは熱を与えると剥がれたり、効果がなくなる可能性もあるので注意しましょう!