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汗やカビが原因?スーツの白い汚れの落とし方

2022.11.15

久しぶりに出したスーツに白い汚れが…なんてことありませんか?

これからの時期、卒業式・入学式・入社式など、スーツを着る機会が増えますよね。

また突然必要になる礼服を出してみたら白い汚れがついていた…なんてことも多そう。

白い汚れの原因は『汗』『カビ』がほとんどなんです。

今回は『スーツの白い汚れの原因と落とし方』を紹介します。

スーツの白い汚れの原因は汗やカビ

「汗」…汗で濡れたスーツをそのままにしておくと、汗の塩分が白い結晶となって残ってしまいます。
特に脇・襟・ズボンの腰回りに白い跡ができやすく、放っておくと生地が劣化してしまいます。

「カビ」…年間を通して湿度が高い日本は、カビが生えやすいですよね。
夏や梅雨時期はもちろん、冬であっても場所や環境によってはカビが発生してしまいます。

クローゼットの中の温度は大体20~30℃前後だと言われていますが、これはカビが発生しやすい温度。
またカビはたんぱく質を栄養として繁殖するので、ウール素材のスーツはカビが生えやすいです。

スーツについた汗の結晶を取る方法

汗の成分を水に戻して除去します。
(方法1)

  1. ブラシで汚れをはらっておく
  2. 乾いたタオルをシミ部分の下に敷く
  3. 熱湯で絞ったタオルで叩いて落とす
  4. 陰干しして乾燥させたら終了

(方法2)

  1. ブラシで汚れをはらっておく
  2. スチームアイロンの蒸気をあてる
  3. 陰干しして乾燥させたら終了

スーツについた白カビを取る方法

付着しているカビの除去・除菌を行います。
(注意点)
白カビは取れやすいのですが、体に有害なものもあります。
カビを取る際は、喚起の良い場所で行ってくださいね。

白カビを取る方法1

カビは50度以上の熱で死滅するため、お湯を使います。
(作っている最中冷めてしまうため、熱めの60℃ですると◎)

  1. ゴム手袋を装着して50℃以上のお湯を準備
  2. 熱湯で絞った布でカビ部分を叩いて落とす
  3. 陰干しして乾燥させたら終了

白カビを取る方法2

手洗い後に使用するアルコール除菌液も使えます。

  1. アルコール消毒液を歯ブラシの毛先に染み込ませる
  2. カビを振り落とすイメージでブラッシングする
  3. 陰干しで乾燥させたら終了

アルコールは色落ちの可能性が高いため、
始めに内側で試してから実践するなど注意してくださいね。

スーツの上手な保管方法

  • クローゼットに服を詰め込みすぎない
  • クローゼットの喚起をする
  • クリーニングから返ってきたらビニール袋は外す
  • 汗をかいたら放置せずその時にクリーニングする

スーツは素材の性質上、カビが発生しやすい服です。

また夏場に着て汗をかいたまま放置しておくと、次着ようとおもった時シミになっている確率が高いんですよね。

できれば1シーズンごとにクリーニングにだして、お家での環境もカビが生えないように気を付けてくださいね。

スーツの白い汚れの落とし方まとめ

今回紹介した「汗ジミ」「カビ」の取り方は、あくまで対処法です。

汗ジミはいったんは取れたとしても、また白く戻ることもありますしカビも同じく。

これは、それぞれの原因が根絶できていないからです。

お家で対処を繰り返すと生地を傷める原因になりますので、ぜひシーズン終わりにはクリーニングに出すことをおすすめします。

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スーツは折りたたみシワがつかないよう、工夫してお返ししているのも人気なんですよ。