久しぶりに出したスーツに白い汚れが…なんてことありませんか?
これからの時期、卒業式・入学式・入社式など、スーツを着る機会が増えますよね。
また突然必要になる礼服を出してみたら白い汚れがついていた…なんてことも多そう。
白い汚れの原因は『汗』『カビ』がほとんどなんです。
今回は『スーツの白い汚れの原因と落とし方』を紹介します。
目次
スーツの白い汚れの原因は汗やカビ
「汗」…汗で濡れたスーツをそのままにしておくと、汗の塩分が白い結晶となって残ってしまいます。
特に脇・襟・ズボンの腰回りに白い跡ができやすく、放っておくと生地が劣化してしまいます。
「カビ」…年間を通して湿度が高い日本は、カビが生えやすいですよね。
夏や梅雨時期はもちろん、冬であっても場所や環境によってはカビが発生してしまいます。
クローゼットの中の温度は大体20~30℃前後だと言われていますが、これはカビが発生しやすい温度。
またカビはたんぱく質を栄養として繁殖するので、ウール素材のスーツはカビが生えやすいです。
スーツについた汗の結晶を取る方法
汗の成分を水に戻して除去します。
(方法1)
- ブラシで汚れをはらっておく
- 乾いたタオルをシミ部分の下に敷く
- 熱湯で絞ったタオルで叩いて落とす
- 陰干しして乾燥させたら終了
(方法2)
- ブラシで汚れをはらっておく
- スチームアイロンの蒸気をあてる
- 陰干しして乾燥させたら終了
スーツについた白カビを取る方法
付着しているカビの除去・除菌を行います。
(注意点)
白カビは取れやすいのですが、体に有害なものもあります。
カビを取る際は、喚起の良い場所で行ってくださいね。
白カビを取る方法1
カビは50度以上の熱で死滅するため、お湯を使います。
(作っている最中冷めてしまうため、熱めの60℃ですると◎)
- ゴム手袋を装着して50℃以上のお湯を準備
- 熱湯で絞った布でカビ部分を叩いて落とす
- 陰干しして乾燥させたら終了
白カビを取る方法2
手洗い後に使用するアルコール除菌液も使えます。
- アルコール消毒液を歯ブラシの毛先に染み込ませる
- カビを振り落とすイメージでブラッシングする
- 陰干しで乾燥させたら終了
アルコールは色落ちの可能性が高いため、
始めに内側で試してから実践するなど注意してくださいね。
スーツの上手な保管方法
- クローゼットに服を詰め込みすぎない
- クローゼットの喚起をする
- クリーニングから返ってきたらビニール袋は外す
- 汗をかいたら放置せずその時にクリーニングする
スーツは素材の性質上、カビが発生しやすい服です。
また夏場に着て汗をかいたまま放置しておくと、次着ようとおもった時シミになっている確率が高いんですよね。
できれば1シーズンごとにクリーニングにだして、お家での環境もカビが生えないように気を付けてくださいね。
スーツの白い汚れの落とし方まとめ
今回紹介した「汗ジミ」「カビ」の取り方は、あくまで対処法です。
汗ジミはいったんは取れたとしても、また白く戻ることもありますしカビも同じく。
これは、それぞれの原因が根絶できていないからです。
お家で対処を繰り返すと生地を傷める原因になりますので、ぜひシーズン終わりにはクリーニングに出すことをおすすめします。
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スーツは折りたたみシワがつかないよう、工夫してお返ししているのも人気なんですよ。