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お洗濯にハッカ油の危険‼️

2025.07.17

昨今度々SNSで「ハッカ油が虫対策に最適♪」と話題になっているのをご存知でしょうか?

自然由来なハッカ油は健康的なイメージが強く、香りもスッキリ爽やかで確かに虫除けに効果的です。

しかし、その人体に無害で虫対策に効果的な魔法のようなハッカ油なので、衣類にたくさんふりかけたりお洗濯時に数滴入れて洗えば効果的??っと…安易に実践するのは危険です‼️

知らないと取り返しのつかない事が起きる可能性があります。

危険ポイントその1️⃣


ハッカ油は『精油』です。
ハッカ油は80度でも引火する恐れがあるため、乾燥機能等で発火する危険性があります。乾燥を使用しなくても洗濯機の故障の要因にもなりかねません。

危険ポイントその2️⃣


虫がすべて寄ってこないのかと思いきや一部には逆効果⁉️
蚊やハエ、ノミなどには効果的ですが、蜂や蝶は逆に引き寄せる事があります。🐝

危険ポイントその3️⃣


猫の肝臓には精油に含まれる成分を解毒する機能がないため、たとえ少量のハッカ油でも中毒を起こしてしまうおそれがあります。直接ハッカ油を吹きかけるのはもちろん、ペットがいる場所で濃度の高いハッカ油を使用するのも避けた方が安全です。ダニよけに寝具に使用したり防虫剤などやシャンプーに含まれるようなメントール成分も揮発性で皮膚や肺から吸収できるものですので、解毒ができないペットなどには体内に蓄積されて不調を起こす可能性があります。

鳥やフェレットなども同様に毒になりますので注意してあげましょう!(犬には基本的には無害ですが原液はNG)

危険ポイントその4️⃣


ハッカ油に含まれるリモネンには、ポリスチレン(プラスチック製品等)を溶かす作用があります。ポリスチレンのボトルにハッカ油を入れた場合、一晩でボトルがボロボロになるこることも。
液漏れの原因にもなり、ハッカ油自体も溶けだしたポリスチレンが含まれ、そのまま使用するのは良くない状態にもなります。
ハッカ油を保存する際、または作成したハッカ油を持ち歩く際には必ずガラス製や陶器のボトルを使用するようにしましょう。

危険ポイントその5️⃣


ハッカ油に含まれるメントールの分量が多すぎた場合、肌にとっては刺激が強く、最悪肌荒れを起こしてしまう場合もあります。原液を肌に直接つけるというのは危険です。ハッカ油を肌に使用したい際には、必ず薄く希釈したものから試していき、分量を調節するようにしましょう。

危険ポイント6️⃣

清涼感がありスースーしますが熱が放出できるわけではありません。温度を下げれるような感覚で使用するのは危険です。

危険ポイント7️⃣

虫よけの効果はありますが、衣類に使用することでシミになることもあります。薄める濃度やふりかけ方には注意しましょう。