買ったばかりのデニム、毎日のお洗濯と一緒に洗ったら全部デニム色にっ⁉ なんて経験はありませんか?😰
色移りを気にして分けて洗っていても、デニム自体の色は買った時の色からどんどん抜けていってしまったりもします👖
なので『デニムは洗わないほうがいい!』なんて話もたまに聞きますよね?
目次
デニムは洗わない方がいい??
デニムは洗わないほうがいいのか??
その答えは「全く洗わないのは違う!」です。
もともとはアンティークジーンズ、オールドジーンズなどの高価なものの状態を極力保持するために言われ始めたことですが一般的なジーンズでは違います。
洗濯で風合いに変化が出てくる場合は確かにありますが、汗やニオイや汚れを放置しておくと、汚れはだんだんと取れにくくなり生地の老化にも繋がってきます。
そうならないためにも、正しい洗い方と頻度で洗うことが大切❗✨
今回はそんなデニムの色落ちに注意しつつキレイに長持ちさせる洗い方を紹介していきます。
色落ちを抑えて長持ちさせるメカニズムと方法
まずはその色落ちしがちなデニムの染料の『インディゴ』についてです。
特殊なカラーのデニムでなければだいたいの染料はこのインディゴが主流です。
インディゴは日本人なら馴染みのある『藍染』と非常に近いものになり”インドアイ”という植物からできます。
インディゴはそのままでは水に溶けないため、一般的には石油を原料に化学変化させて使用されています。
そのため、一般的な洗剤(アルカリ性)を使用すると油汚れを落としやすくなりインディゴもともに落ちてしまうのです。
ここで対策方法!
色落ちの防ぎ方
■用意するもの■
- 酢 大さじ1
- 塩 大さじ1
酸性の酢を使うことで、アルカリ性を中和しインディゴを落ちにくくします。 また、塩にふくまれる塩化ナトリウムは染料を繊維に定着させる効果があるんです。
早速説明していきましょう。
- ロールアップ部分があれば伸ばし、ボタンとファスナーは止めてから、デニムを裏返しておきます。
- デニムが水に十分浸かる程度の水を洗い桶に張ります。
- 酢と塩を入れてぐるぐる溶かし、そこにデニムを30分~1時間漬け置きします。
- 普通に洗う
長持ちさせる洗い方
■洗濯機で洗う方法■
- ロールアップ部分があれば伸ばし、ボタンとファスナーは止めてから、デニムを裏返しておきます。
- おしゃれ用洗剤(中性洗剤)を使い、色移りして困る衣類は色落ちしなくなるまでは一緒に洗うことは避けましょう。
(色止め処理をしても色が全く落ちないわけではありません)
こだわり派の方はジーンズ専用洗剤というものもありますので使ってみるといいかもしれません。 - 「手洗いモード」や「ドライコース」で洗濯する。ダメージジーンズの場合は必ず洗濯ネットに入れましょう。
長時間の洗濯は避け、洗い上がったらすぐに干しましょう。
乾燥機を使用するのはNGです!
■手洗いで洗う方法■
- 洗い桶に水を張り、おしゃれ着用洗剤を入れます(中性洗剤) 必ず水を使うようにしましょう。お湯で洗うと汚れは落ちますが色落ちや縮みの原因になる恐れがあります。
- 10分~15分つけ置きし、一旦水を捨てたら新しい水を張り押し洗いします。 洗剤が残っていそうなら、水ですすぎましょう。この時こすったり強く揉んだりしないように注意!
- 洗濯機で脱水します。型崩れが心配な方はネットに入れてましょう🙋♀️
【干し方】
- 形を整えてシワを伸ばす
- できるだけ日陰で、裏返した状態で逆さまにして干す。逆さにした重みで縮みを防ぎます。 (ストレッチジーンズの場合は逆さまにしないで干しましょう、伸びる可能性があります)
筒状に干せば中に風も通りよく乾き、ニオイも飛びやすいので◎です♪
これでお気に入りのデニムを長くきれいに保てます♪
さて、ここまで洗い方を紹介してきましたが、デニムは言っても洗うたびに色は抜けてしまいます…😥
そこまで高頻度で洗わなくてOKなので5~6回に1回やニオイや汚れが気になった時に洗うだけで大丈夫!
そして実はクリーニングに出したほうが色落ちや型崩れや縮みは断然少なくて済むのでおすすめです😉🌟。
大切なデニムは是非、宅配クリーニングのココアラにお任せ下さい。