普段寝ているマットレスは、どうお手入れしていますか？
布団やシーツは洗うけど、マットレスは洗わない…という人も多いのでは。
確かに大きなマットレスを洗濯機で回すのは不可能だし、洗わないのも分かります。
けれど私たちは就寝中にコップ１杯分の汗をかいていると言われていて、その分マットレスも汚れているはず。
今回は、マットレスのお手入れ方法とシミがついた場合の対処法を紹介します。
「今までマットレスは放ったらかしだったな」という人は、参考にしてくださいね。
目次
マットレスは洗えるものと洗えないものがある
マットレスが洗えるかどうかは、素材によります。
素材によって洗える物もあれば、洗えない物もあるんですよね。
●エア系ファイバー⇒水洗い可能
●高反発ウレタン⇒洗濯表示によっては洗濯可能
●ポケットコイル（スプリング）⇒洗濯不可
●低反発ウレタン・ラテックス⇒洗濯不可・水で劣化するので注意
基本的には上記の通りだと思いますが、洗濯表示を確認したり公式サイトで調べるのが１番確実です。
特にウレタン系は洗えないものと洗えるものに分かれるため、しっかりと確認してくださいね。
マットレスの洗い方
マットレスの洗い方ですが、水で洗えるものならシャワーを使って洗い流せばOK。
汚れている場合は中性洗剤で汚れを落として、洗い流します。
その後ほこりの少ない場所で陰干しして、しっかりと乾かせば完了です。
マットレスの側生地（表面の肌に触れる部分）が外せるなら、洗濯表示を確認の上洗濯機で洗いましょう。
洗えないマットレスのお手入れ方法
水で流せないマットレスは、濡れタオルで拭き掃除します。
1. 洗面器にぬるま湯を入れて中性洗剤を溶かす
2. タオルを浸し優しく絞る
3. 汚れがあるなら、その部分を叩いて浮かす
4. きれいな水で濡らしたタオルで拭いて洗剤を落とす
5. 乾いたタオルでしっかり拭く
6. 風通しの良い場所で乾かして完了
マットレスにカビが生えている時の対処法
もしカビが生えていたら、アルコールでカビをふき取ります。
1. アルコールをカビ部分にかける
2. １時間ほど放置する
3. ぬるま湯で絞ったタオルでカビをふき取る
4. 取れない時は１～３を繰り返す
5. 風通しの良い場所でしっかり乾かして完了
マットレスに付いた茶色のシミの対処法
マットレスにできる謎の茶色いシミは汗や皮脂が原因。
これらのシミは重曹で落とせます。
1. 重曹を水で溶かしたものを吹きかける
2. ５分放置する
3. 水で濡らしたタオルを押し当てて汚れを吸い取る
4. 取れるまで１～３を繰り返す
5. 乾いたタオルで水分をふき取る
6. 風通しの良い場所でしっかりと乾かして完了
マットレスの定期的なお手入れ方法
えないマットレスの場合、汚れができてから落とすのは大変。
普段から定期的にお手入れして汚れを定着させないようにしましょう。
✅ 窓を開けて空気を入れ替え
✅ 掃除機をかけて表面の髪の毛やフケを取り除く
✅ 湿気をとるため風通しの良い場所で干す
✅ 上下・裏表を入れ替える
マットレスに湿気はNGなので、日ごろから窓を開けて空気の入れ替えをしておきます。
また表面についた髪の毛やフケ、ほこりはダニの繁殖につながるため掃除機で吸い取りましょう。
さらに風通しの良い場所で立てかけるなどして干しておくと良いですよ。
毎回同じ面を使うとそこだけが汚れてしまうため、定期的に上下・裏表は変えるようにしてくださいね。
※防水・除湿シートを使うのもアリ。こういったシートを敷いておけば、汗が染み込むこともなく、おねしょやペットの粗相があっても大丈夫ですよ。
マットレスのお手入れ方法まとめ
今回はマットレスのお手入れ方法を紹介しました。
洗濯表示を確認して、洗えないものの場合は上記の方法で清潔に保つようにしてくださいね。
