冬になると、私たちを困らせる静電気。
服を脱ぐときにバチッと来たり、ドアノブを触る時に電気が来るのではないかとドキドキしますよね。
静電気はプラスとマイナスの物質がくっついたり、離れる事で起きるもの。
普段から気を付けることで防ぐことが可能ですよ。
今回は冬に困る!静電気の逃がし方と防止策を紹介しますね。
目次
静電気はいつ起こる?
静電気が起るのは服と服がくっついたり、離れたりするとき。
例えば、重ね着している時に服同士がこすれ合ったり、服を脱ぐときに静電気は起こりやすいんです。
また冬の時期は空気が乾燥するため、静電気がたまりやすいので要注意。
(静電気が起こる瞬間)
●プラスとマイナス同士の物が接触して、電気が移動すると静電気が発生する
●プラスとマイナス同士がこすり合わさると電気が発生する
●重なっていた物が離れるときに静電気が発生する
静電気が起こりやすい服とは?
静電気はマイナスとプラスの電気を帯びた素材がぶつかったときに起りますが、素材によって帯電する電気が違います。
(マイナスを帯電しやすい服)
アクリル
ポリエステル
アセテート
麻
綿
絹
レーヨン
ウール
ナイロン
(プラスの帯電しやすい服)
どの服も、同じ量のプラスマイナスの電気を含んでいるんですよね。
けれど、異なる素材の服がこすれると電気が移動して、プラスかマイナスどちらかの電気が強くなってしまいます。
例えば、(ポリエステル)と(ナイロン)の組み合わせや(ポリエステル)と(ウール)の組み合わせは静電気が起こりやすいですよ。
スカートとタイツ、シャツとセーターのように重ね着をするときは気を付けましょう。
静電気の逃がし方
静電気が起こりやすい服として、代表的なのがスカート。
タイツを履いていると特に、足にまとわりついてしまいますよね。
すぐにできる静電気の逃がし方は、
✅ スカートの裾を一か所に集めるようにして何度がギュっギュっと握る
✅ 素足にクリームを塗る
✅ スカートの内側からミストをかける
スカートを握ることで溜まった静電気が放電されて、まとわりつきが収まります。
また乾燥すると静電気が起こりやすいので、素肌にボディクリームを塗ると良いですよ。
さらにスカートの内側と表面に水をシュッっと吹きかけると、より抑えることができるので覚えておきましょう。
洋服の静電気防止策5選
ここでは洋服の静電気を防止する方法を5つ紹介します。
重ね着しない
服はこすれると静電気が発生するので、重ね着した2枚を一緒に脱ぐと静電気が起こりやすいです。
重ね着する際はプラスを帯電しやすいものを重ねるなど、素材に気を付けるようにしましょう。
空気が乾燥しないようにする
湿度が高いと空気中の水分が多く物体の吸着水分量が高くなり、静電気は水分を通って緩やかに放電されます。
けれど、空気中の水分が少なくなると静電気がたまりやすくなってしまいます。
加湿器などを使用して、湿度を60%位に保つようにしてください。
服に静電気防止スプレーを振る
スプレーすると、スカートのまとわりつきやホコリの吸着を抑えられますよ。
ミスト(水)でも良いのですが、静電気スプレーがあれば効果を感じやすいです。
洗濯時に柔軟剤を使う
柔軟剤には、服をふんわり仕上げる効果のほか静電気を防止する役割もありますよ。
静電気が起こりやすいと感じる服を洗濯する時は、柔軟剤を入れましょう。
靴底が革素材の靴を履く
靴底が革素材だと、静電気をゆっくり逃すことができると言われています。
静電気を帯電しやすい人は、革素材の財布や手袋をポケットにいれておくだけでも効果がありますよ。
静電気の逃がし方と防止策5選まとめ
今回は、静電気の逃がし方と防止策を紹介しました。
静電気は乾燥させないことと、接触する素材に気を付けるだけでだいぶ抑えられます。
冬になると静電気に困る!という人は、今回の投稿を参考にしてくださいね。