普段使っている洗濯洗剤ですが、『粉末洗剤』『液体洗剤』『おしゃれ着洗い』など色々ありますよね。
みなさんそれぞれの違い知っていますか?今回はそれぞれの洗剤の特徴と、使い方についてまとめていきますね。
ちなみに、洗濯洗剤は『弱アルカリ性』と『中性』のものが2種類あり、洗浄力は『弱アルカリ性』が強いです。
そのことも踏まえて、3種類の洗剤について紹介していきます。
目次
①粉末洗剤
まず粉末洗剤は3つの中で1番洗浄力が高いです。粉末洗剤は『弱アルカリ性』のものが多く皮脂など酸性の汚れに強いのも特徴。
汗をかきやすい夏場の洗濯に向いていますよ。
粉末洗剤は主成分や添加物を乾燥させており『溶けにくい』イメージもありますが、最近のものは改良されているので昔のような溶け残りはありません。
しかし水温が低い冬場や水の少ないドラム式洗濯機では、溶け残りが起こる可能性もゼロとは言い切れないのが現状。
気になる人は粉末をぬるま湯で溶かしてから入れるなど工夫が必要ですね。
コスト面では1番パフォーマンスが良いため洗濯機を回す機会が多いご家庭ではおすすめですよ。
②液体洗剤
粉末洗剤に比べて、溶け残りがないことがメリットです。
しかし品質を安定させるために成分に制約があるため、粉末洗剤に比べると性能が低くなりがち。
最近のものは洗浄力が高いものや、漂白剤・柔軟剤入りなど種類が豊富になっているので人気が高いですよね。
また汚れがひどい場合は、直接液体をかけるなど使い方の工夫もできることも人気の理由です。
多くは中性ですが、中には弱アルカリ性のものもあるので、洗浄力が必要な場合は『弱アルカリ性』のものを選びましょう。
しかしコスト面で粉末洗剤に比べて割高なので、洗濯の頻度が多い人は要注意ですよ。
③おしゃれ着洗い
家庭では洗いにくい毛(ウール)や絹(シルク)などに適した洗剤です。
素材を傷めないおしゃれ着洗いは、汚れ落ちもマイルドなのがポイント。
粉末洗剤など弱アルカリ性の洗剤は油性汚れやたんぱく質汚れを落とす効果が高いため、ウールやシルクの素材には不向きです。なぜならウールやシルクはたんぱく質でできているため、素材を傷めてしまうから。
コストパフォーマンスは悪く、割高なのでデリケートな素材に限定して使用するのがおすすめです。
蛍光増白剤とは?
洗剤を選ぶときに注意したいのが、蛍光増白剤が配合されているかどうかです。
蛍光剤が配合されている洗剤は黄ばみや汚れがある洗濯物に適していますが、パステルカラーなど淡い色の服は色あせするかもしれないので避けましょう❌
直接洗濯物に振りかけると乾いたときにその部分だけ色あせたように白く見えることがあるので注意してくださいね。
まとめ
今回は粉末洗剤や液体洗剤、おしゃれ着洗いの違いを紹介しました。
洗浄力やメリット・デメリット・価格など違いがある洗剤。
素材や季節、汚れの種類によって上手に使い分けてくださいね。