「洗剤の投入口を間違えて入れてしまった!」なんて経験ありませんか?
洗剤と柔軟剤は役割が違うため、うっかり間違えて洗濯すると大変です。
今回は洗剤と柔軟剤を間違えて入れてしまった時の対処法を紹介します。
よく間違ってしまう…という方は、参考にしてくださいね。
目次
洗剤と柔軟剤を間違えると起こる問題
洗剤と柔軟剤の投入口を間違えた時何が問題かというと、それぞれ投入されるタイミングが違うこと。
というのも≪洗剤は洗いの工程で投入・柔軟剤は最後のすすぎで投入≫されるんですよね。
つまり、
●洗剤を柔軟剤投入口に入れた時⇒✖洗剤が付いたまま脱水される
●柔軟剤を洗剤投入口に入れた時⇒✖洗剤の役割は果たせない・柔軟剤の効果が得られない
ということに。
特に柔軟剤口に間違って洗剤を入れた場合は、すすぎの段階で洗剤が投入されるため、洗剤がついたまま脱水されてしまうから要注意です。
洗剤と柔軟剤の投入口を間違えた時の対処法
ここでは、洗剤と柔軟剤の投入口を間違えた時の対処法を紹介します。
【洗剤を柔軟剤口に入れてしまった場合】と【洗剤口に柔軟剤を入れてしまった場合】それぞれをまとめますので参考にしてください。
洗剤を柔軟口に入れてしまった場合の対処法
✔スイッチを押す前に気づいた場合…
1.洗濯物はいったん取り出す
2.すすぎ⇒脱水を2~3回繰り返す
3.柔軟剤投入口が取り外せるなら水洗いする
※取り外せない場合、水かぬるま湯を入れて洗い流す
✔洗濯が終わった後に気づいた場合…
1.柔軟剤投入口を洗う
2.洗剤は入れずに再度洗濯機を動かす
柔軟剤を洗剤口に入れてしまった場合の対処法
✔スイッチを押す前に気づいた場合…
1.洗濯物を取り出して、洗濯機をから回しする
2.洗剤投入口を水洗いする
3.洗濯物を入れて通常通り洗濯する
✔洗濯が終わった後に気づいた場合…
1.洗剤投入口を水洗い
2.汚れが落ちていないので、もう1度洗濯する
柔軟剤で洋服は洗えない
洗剤口に柔軟剤を入れた場合はなんとなく「そのままで良いのでは?」という感じもしませんか?
大問題ではないけど、汚れは落ちないので要注意。
柔軟剤は衣類をふんわり仕上げる効果はありますが、洗浄成分は含まれていないため汚れがおちないんですよね。
だから柔軟剤だけで洗濯した場合は、もう1度洗剤を入れて洗いなおすことをおすすめします。
汚れが落ちていない場合、そのまま放置すると頑固なシミになるかもしれないから。
また、洗剤と柔軟剤は混ざると固まるため投入口の掃除は忘れずに。
洗剤と柔軟剤は混ぜると効果がなくなる
洗剤と柔軟剤を混ぜてしまった場合も、1度洗濯物を出して空回しした方が良いですよ。
というのも洗剤と柔軟剤は、混ぜると効果がなくなるんですよね。
洗剤の陰イオン界面活性剤(弱酸性)と柔軟剤の陽イオン界面活性剤(弱アルカリ性)が反応すると中和されてお互いの効果がなくなってしまうんです。
さらに混ざると固まるので、洗濯物にカスのようなものもついてしまいますよ。
放っておくと投入口の中で2つが固まってしまうため、掃除は忘れずにしてくださいね。
洗剤と柔軟剤を間違えた時の対処法まとめ
今回は、洗剤と柔軟剤を間違っていれてしまった時の対処法を紹介しました。
たまにボケてて「やってしまった!」という時もありますよね。
間違えた場合は、焦らずに今回紹介した方法を試してください。