シルクのナイトキャップや靴下・パジャマなど利用している人も多いかと思いますが、どうやって洗濯されていますか?
シルクは天然繊維なので、虫食いやカビが生えることも多く染み込んだ汗を放置するとシミや色落ちするデリケートなもの。
デリケートなだけにどうやって洗濯したら良いか悩みますよね。
今回はシルクの洗い方を紹介します。
目次
シルクは天然素材でデリケート
シルクとは蚕のまゆから取れる繊維のこと。
日本名では【絹】と言われ、着物など織物に使われていますよね。
人の皮膚と同じたんぱく質でできているため、肌に優しいと言われています。
そんなシルクの特徴は、
- 保温性が高い
- 肌を清潔に保つ
- 吸水性が高く静電気が発生しにくい
- 紫外線カット
- なめらかで美しい光沢感
シルクは繊維の間に空気を沢山含むことができるため、保湿性が高いです。
また肌との摩擦が起きにくいため、静電気の発生も抑えてくれるんですよね。
保湿性が高く、抗菌作用・吸水性も高いので女性が好むのも納得。
意外?シルクは洗濯可能
結論から言うと洗濯表示をみて、手洗い可能マークがあれば自宅で洗濯可能です。
※シルクは摩擦に弱いので洗濯機で洗わないでくださいね。
洗う時のポイントは、
- 色落ちをチェックしておく
- 手洗いする
- おしゃれ着洗剤を使う
弱アルカリ性の洗剤は皮脂汚れなど、たんぱく質を落とす効果が高いため
シルクが劣化してしまうんですよね。
そのため、必ずおしゃれ着洗剤など中性洗剤を使用してくださいね。
旅行先の場合はシャンプーでも代用可能ですよ。
デリケートなシルクの上手な洗い方
- ぬるま湯(20℃位)におしゃれ着洗剤を入れて洗浄液を作る
- 洗浄液で泳がせるように洗う
- 水を変えて優しくすすぐ
- ある程度水を切ったらバスタオルの上で脱水
- 風通しの良い場所で平ら干しする
シルクはデリケートなので、洗う時も脱水する時もギュッと握らず優しく扱うことがポイント。
また直射日光に当てると色落ちすることもあるため、日陰で干してくださいね。
シルクを洗う頻度は物による
シルクは非常にデリケートな素材なので、優しく扱わなくてはいけません。
そのため、物によっては毎日は洗わない方が良いんですよね。
洗う頻度の目安は、
- 靴下・ハンカチ・肌着 ⇒ 毎日
- ブラウス・シャツ ⇒ 3~4日に1度
- ナイトキャップ ⇒ 2週間に1度
- ストール・ネクタイ ⇒ 1か月に1度
あくまで目安ですが、参考にしてくださいね。