ふわふわのタオルって気持ちが良いですよね。
タオルを柔らかくするために、柔軟剤を使っている!という人も多いのでは。
けれど柔軟剤には、メリットとデメリットがあることをご存じですか??
柔軟剤は生地の表面を滑らかにする一方で、吸水性を奪ってしまったり肌荒れの原因になることもあるんです。
今回は『柔軟剤の使い分け』と『柔軟剤を使わずにタオルをふわふわにする方法』を紹介しますね。
目次
柔軟剤の役割とは?
柔軟剤の役割は、繊維をコーティングして生地の表面を滑らかにすることです。
柔軟剤にを使うことによって、こんなメリットがありますよ。
柔軟剤を使うメリット
柔軟剤には繊維をコーティングして、表面を滑らかにする効果があります。
✅花粉やホコリの付着をなくす
✅静電気が発生しにくくなる
✅肌触りが良くなる
✅衣類から良い香りがする
柔軟剤を使った方が良い素材
柔軟剤を使った方が良い素材は以下です。
・上着
・ニット・セーター
・シャツ・ブラウス
など、花粉や汚れから守りたい服や、繊維が絡みやすい服は柔軟剤を使いましょう。
柔軟剤を使うデメリット
柔軟剤のデメリットは以下です。
✅吸水性を奪ってしまう
✅敏感肌の人や赤ちゃんの肌が荒れてしまう
✅粘着力が強いため洗濯槽に残ってしまう
柔軟剤を避けた方が良い素材
以下の衣類は、柔軟剤の使用は避けておきましょう。
・タオル
・体操服
・ベビー服
・防水加工など加工がある服
つまり、吸水性を重視したいものや加工があるものは、柔軟剤を避けた方が良いですよね。
柔軟剤を使わずにタオルをフワフワにする方法
【柔軟剤がタオルに向いていない】ということは分かったけど『どうすればいいの?』という人もいるかもしれません。
柔軟剤を使わずにタオルをフワフワにする方法を紹介します!
✅ すすぎの際にクエン酸を入れて洗濯する
✅ 水を多めにして洗濯する
✅ 洗濯物を10回ほど振ってから乾かす
✅ 干す時間は短めにする
普段使用している洗濯洗剤は弱アルカリ性のものが多いのですが、実は生地に負担がかかっています。
クエン酸は酸性で洗剤のアルカリ成分が中和するので、ゴワゴワした肌触りがなくなりますよ😉
クエン酸を入れるタイミングは『すすぎ』の時、大体小さじ1杯を投入してくださいね。
また水を多めにして洗濯すると、洗濯槽の中で衣類やタオル同士がぶつからないためタオルの繊維が倒れにくくなります。
そして洗濯物を干すときは、10回ほどバサバサと振ってから干しましょう。
バサバサ振ることで倒れていたタオルの繊維が起き上がり、乾いたときにふわふわのタオルになります。
あまり乾かしすぎても、ゴワゴワのタオルになってしまうので要注意。
状態の良いタオルは6%ほど水分を含んでいると言われていますが、太陽の元乾かしすぎると水分が抜けてゴワゴワとしたタオルになってしまいます。
柔軟剤は素材や用途によって使い分けよう
今回は柔軟剤はタオルに使わない方がいい?ということを紹介しました。
柔軟剤は表面を滑らかにする一方で、吸水性を消してしまったり肌荒れの原因になるというデメリットもあります。
もちろん柔軟剤を使うことで良いこともあるので、生地や特性により使い分けた方がよさそうですね。
この記事を読んで、ぜひ柔軟剤を使い分けをマスターしてくださいね。