ギョーザや辛いラーメン・麻婆豆腐などを食べていたら、ふいにラー油がついてしまうことってありますよね。
特にワイシャツや白いTシャツだと、赤い汚れが目立ってしまいガッカリ…🌶
ラー油は油なので、時間が経つと厄介なんですよね。
今回は、洋服にラー油が飛んでしまった時の染み抜き方法を紹介します!
目次
ラー油のシミが落ちにくい理由
こぼした事がある人ならわかると思いますが、ラー油のシミって意外に落ちにくいんですよね。
ふき取っても赤いシミが消えずに、諦めた人も多いのでは?
それは、ラー油のほとんどが油だから。
ラー油は油と唐辛子の色素ですが、油は水をはじくため水で洗い流しても取れないことがほとんど。
また時間が経つと油が洋服の繊維まで染み込んで、なかなか取れない厄介なシミになってしまうんです。
ラー油のシミの落とし方(直後編)
ラー油の油は、普段使っている食器用洗剤で落とすことができますよ。
まずは洗濯表示をチェックして自宅で洗えるのかを確認。
さらに色落ちしないかを確認するために、目立たないところで試してから行ってくださいね。
1.シミに食器用洗剤1~2滴を含ませる
2.もみ洗いする
3.流水ですすぐ
4.液体洗剤をつけて洗濯
もみ洗いしてすすいだ段階で完全に落ちてしなくても大丈夫。
いつも通り洗濯した後はしっかり落ちているはずですよ。
ラー油のシミの落とし方(時間が経った時編)
時間が経ってしまった場合や、量が多い時は食器用洗剤で落ちないことも‥。
そんな時は洗浄力の強い酸素系漂白剤を使用します。
この時使うのは酸素系ですよ。
塩素系漂白剤は洗浄力は強いものの、色落ちや生地を傷める可能性が高いので注意してくださいね。
1.シミに漂白剤をつける
2.お湯に浸して10分ほど放置する
3.いつも通り洗濯する
しっかり汚れを落とすコツは、ぬるま湯に浸すこと。
水よりもお湯に浸した方が漂白剤の効果が高まりますよ。
カーペットについたラー油の落とし方
少し番外編ですが、カーペットや絨毯にラー油を落としてしまった場合の対処法も紹介しますね。
洗えるカーペットならば、洋服と同じ工程でOK 。
けれど、洗濯機に入れられない大きなものは以下の方法を参考に!
※洋服と同じで洗濯表示や色落ちチェックをしてから行ってくださいね!
1. ティッシュで押さえて汚れを落とす
2.下にタオルを引いて上から水で薄めた食器用洗剤を垂らす
3.歯ブラシでトントン叩く
4.歯ブラシを1度洗ってもう1度トントン
5.固く絞ったタオルでシミを叩く
頑固なシミの対処法
6.漂白剤をお湯で溶かしてタオルに染み込ませる
7.6のタオルで叩いて1時間放置
8.ぬるま湯を含ませたタオルでふき取る
9.別の乾いたタオルで水分ふき取る
10.ドライヤーで乾かして終了(20cmほど離すこと)
ラー油のシミ抜き方法まとめ
今回は、ラー油が服に飛んだ時の対処法を紹介しました。
洋服もカーペットも落ちてすぐに対処することが大切です。
落ちない場合はクリーニングに相談するのも1つの手段ですが、時間が経った油汚れはプロでも難しい場合があります。
できればシミがついた直後に対処してくださいね。