天気予報などでよく見かける洗濯指数。
みなさんは参考にしていますか?
なんとなく理解している人は多くても具体的な見方や、ポイントを知っている人は少ないのでは。
今回は洗濯指数の見方や、洗濯指数を活用する時のポイントなど紹介します。
今まで活用していた方も知らなかった方も、この投稿を参考にしてご自身の洗濯に活かしてくださいね。
目次
洗濯指数とは?
洗濯指数とは…
天気や気温などの予測から計算した『洗濯物の乾きやすさ』を表したものです。
洗濯指数は国(気象庁)が発表しているものではなく、民間の気象会社など様々な団体が発表しているため統一されていません。
けれどある会社では木綿のシャツを屋外に干したとき、どの程度で乾くと予想されるかの数値を表したものとされていますよ。
表現の仕方はそれぞれで『大変良く乾く』『やや乾く』などの表記もあれば、0~100の数値で書かれていることもあります。
数値で表現されている場合の目安は以下です。
▶100~80 完全に乾く
▶70~60 良く乾く
▶50~40 湿っぽさが残る
▶30以下 乾きにくい
洗濯数値が高ければ洗濯物が乾きやすいということになり、数値が低いと乾きにくいということになります。
洗濯指数の活かし方
洗濯指数の数値が高い日は洗濯物が乾きやすいので、毛布や布団シーツなど大物や厚手の物を洗濯する日として活用しましょう。
逆に洗濯指数が低いときは、洗濯物が乾きにくいので室内干しの準備を。
また晴れているのに湿度が高い時や、曇りだけど気温が高い時もありますよね。
そういった洗濯物を外に干すべきか迷ってしまう時に、洗濯指数を参考にすると良いですよ。
洗濯指数を見る注意点とポイント
洗濯指数は『洗濯物の乾きやすさ』が知れる便利な数値ですが、急な天気の変化や花粉・黄砂などは考慮されていません。
そのため急な雨や突風で洗濯物が汚れてしまったり、黄砂や花粉が付いてしまうことも…。
また観測場所から離れていると、洗濯指数が当たらないこともあります。
自宅と1番近いアメダスの地域差がある場合は、洗濯指数が高くても乾かなかったり
逆に洗濯指数が低くても乾きやすかったりすることがあるため、今後参考にしていくかどうか見極めも必要です。
(※アメダスとは地域気象観測システムの略で、全国に約1,300か所あります。アメダスの位置は気象庁のHPから確認することができるので、気になる人は検索してみてくださいね)
便利な洗濯指数を活用しましょう
洗濯指数は、洗濯物を外に干すべきか悩んだ時とても便利ですね。
ただ上記で紹介したように、急な天気の変化や花粉・黄砂などは考慮されていません。
上手に活用するために、降水確率やその他の指数も併用して判断してくださいね。